ホーム お知らせ コラム 引きこもり支援とグループホームの役割
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引きこもりとは

引きこもりとは、仕事や学校などの社会活動に参加せず、家族以外との交流をほとんど持たない状態が6カ月以上続いていることを指します。その背景にはさまざまな要因がありますが、近年は単なる性格の問題ではなく、精神疾患や発達障がいが関係しているケースが多いことが分かっています。

精神・知的障がいが関係するケースも

引きこもりになってしまうきっかけはさまざまですが、その根本に発達障害(ADHD、LD、ASDなど)などからくる社会的な生きづらさがある場合や、うつ病や躁うつ病、統合失調症、パニック障害などが関係しているケースがあります。
ご本人に「自立したい」「働きたい」という思いがあっても、不安や対人関係の困難さから一歩を踏み出すことが難しく、家族もどのように支援すべきか分からずに悩みを抱え込んでしまうことが少なくありません。

家族だけで抱え込まないために

引きこもりの問題を家族だけで解決することは容易ではありません。支える家族の精神的な負担が増えるだけでなく、状況が長期化すると親の高齢化とともに共倒れになるリスクもあります。こういった長期の引きこもりによって引き起こされる「8050問題」(80代の親が50代の子どもを支え続ける社会問題)は、社会にとって大きな課題のひとつにもなっています。
各自治体では、引きこもり支援の相談窓口を設置するなど、さまざまな支援策を講じています。問題が深刻化する前に、適切な福祉サービスにつながることが大切です。

グループホームで自立をサポート

仙台・名取・岩沼に複数の精神・知的障がい者向けグループホームを運営する時のひかりでは、世話人と呼ばれる生活支援スタッフが夜間に常駐しています。
ご不安や悩みなども相談することができ、ご入居様の状況に応じて日常生活をサポートしますので、安心して日々を過ごすことができます。

精神・知的障がいを抱えたお子様の自立に悩んでいるご両親はもちろん、ご本人からのご相談も受け付けております。
まずはお気軽にグループホーム時のひかりまでお問い合わせください。